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公募ST累計(2025年度末)3,333億円▲1,650ST市場残高(推計)1兆531億円▲81%START時価総額(2026-03)336億円収録銘柄77収録発行額(判明分)3,235億円募集中7START上場7銘柄
▲赤=増加/出所: 業界公表値・当サイト集計
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ST市場回顧 2022——大型化の始動。ケネディクス70億円と「量」の証明

2026-07-17 / 読了 6

2年目のST市場は「再現できるのか」「大きくできるのか」を問われた。答えは収録8銘柄・約185億円(前年比6倍)と、単一案件70億円。本稿は2026年7月に、当サイトの収録データ(一次資料由来)と公表資料をもとに回顧として執筆した記録である。

収録8銘柄・185億円——6倍成長の中身

当サイト収録ベースで2022年の発行は8銘柄・判明発行額約185億円。前年(3銘柄・31億円)から件数・金額とも大きく伸びた。発行体はケネディクス(KDX)が量産体制に入り、温泉旅館(雪の花)やホテルなどアセットの幅も広がり始めた。

8月にはケネディクスが約70億円の大型STOを完了。当時国内最大で、世界的に見ても大型の不動産STだった。「小口化の実験商品」から「数十億円を調達できる資本市場の商品」への格上げが、この案件で確定した。

流通インフラの前段が完成

ODXは2022年6月27日、まず株式・ETFのPTSを開業した。ST取扱い(START)はまだ先だが、取引システム・参加証券会社・清算の実務がこの時点で回り始めており、翌年末のST二次流通開始への地均しとなった。

静かに積み上がった課題

一方で、この年に発行されたSTを買った投資家には「売る場所」がまだなかった。償還まで持ち切る前提の商品性は、利回り商品としては許容されても、市場拡大の天井になる——発行の伸びと流通の不在のギャップが、業界共通の課題として認識されていった年でもある。

SOURCES / 出所

本記事は制度・実務の一般的な解説であり、特定銘柄の推奨・投資助言ではありません。個別の税務判断は税理士等の専門家にご確認ください。

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