公開 2026-10-03 / 読了 24分
2026年9月の不動産ST市場を、シックスセンシズ京都の発行完了、大名スクエア(福岡・天神)の募集、STARTの売買(19営業日で178口・14,171,910円)、いちご2銘柄の2026年7月期分配の確定、汐留シティセンターとW OSAKAのSTART取扱開始の公表、ケネディクス系5銘柄といちご1銘柄の有価証券報告書の訂正、月末に提出された新規2案件の届出書から記録する。各記録の対象日・出所は本文、銘柄の発行条件は関連データから確認できる。10月1日以降の動きは10月の記事に続く。
大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)は2026年9月17日、「[セキュリティトークン]新規取扱銘柄概要(2026年9月17日公表)」を掲載した。対象はKJRM・リアルティ・トークン 汐留シティセンター(デジタル名義書換方式)で、取引開始予定日は2026年10月1日(木)、ISINはJP8000140007、STARTコードは1A0Mである。
同資料によると、発行口数は314,140口、1口当たり発行価格は100,000円、発行価額の総額は30,000,370,000円、売買単位は1口。発行者(受託者)は三菱UFJ信託銀行、ST-Nominatorは大和証券、プラットフォームはProgmatで、信託計算期日は毎年5月及び11月の各1日(初回2026年5月1日)とされている。資産運用会社の欄は株式会社KJRMプライベートソリューションズと記載されている(組成時の有価証券届出書ではKJRマネジメント株式会社。当サイトは変更の経緯を一次資料で確認できていない)。
当銘柄は2025年9月に発行された汐留シティセンター(東京都港区東新橋)を裏付けとする不動産STで、発行価格ベースの発行額は約314億円である。現在STARTで売買されている不動産STは7銘柄で、取引が予定どおり始まれば8銘柄目となる。これは予定の公表であり、当サイトは取引開始をODXの銘柄一覧で確認してからSTART上場として記録する。
ODXは2026年9月29日にも「[セキュリティトークン]新規取扱銘柄概要(2026年9月29日公表)」を掲載した。対象はケネディクス・リアルティ・トークン W OSAKA(デジタル名義書換方式)で、取引開始予定日は汐留シティセンターと同じ2026年10月1日(木)、ISINはJP8000150006、STARTコードは1A0Lである。
同資料によると、発行口数は291,500口、1口当たり発行価格は100,000円、発行価額の総額は27,984,000,000円、売買単位は1口。発行者(委託者)は株式会社KRTS3、発行者(受託者)は三菱UFJ信託銀行、資産運用会社はKDX STパートナーズ、ST-Nominatorは大和証券、プラットフォームはProgmatである。信託計算期日は2026年7月末日を初回とする毎年1月及び7月の各末日、予定償還期は2030年7月期(早期に償還される場合、または最長2051年7月末まで延長される場合あり)とされている。公募の払込期日は2025年8月25日で、発行から約1年1か月を経てのSTART取扱いとなる。
当サイトが記録するW OSAKAの発行額291.5億円は1口当たり発行価格100,000円に発行口数を乗じた額で、ODX資料の「発行価額の総額」とは基準が異なる。2銘柄の取引が予定どおり始まれば、STARTで売買される不動産STは7銘柄から9銘柄になる。いずれも予定の公表であり、当サイトは取引開始をODXの銘柄一覧で確認してからSTART上場として記録する。2026年9月30日時点の銘柄一覧は7銘柄のままである。
10月1日(木)、2銘柄は予定どおりSTARTでの取扱いが始まり、ODXの銘柄一覧は9銘柄になった。初日に適用された基準価格は汐留シティセンターが251,680円、W OSAKAが106,800円で、それぞれの「1口当たり基準価額(直近公表)」251,675円・106,801円を10円単位にした値と一致する。ODXは同日「セキュリティトークン取扱市場『START』の取扱い時価総額1,000億円突破のお知らせ」を公表した。取引開始後の値動きと詳細は10月の記事で扱う。
大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)は2026年9月1日、「2026年8月のSTART月次レポートを掲載しました」とお知らせを出し、マーケットレポートのページで同月分のPDFを公開した。これによると不動産STの2026年8月の実績は、月間売買代金17,778,940円・月間売買高220口・1日平均売買代金888,947円である。月末時点のSTART時価総額(発行済数量に基準価格を掛けた数値)は204.8億円と示された。
ODXが7月分として公表していた市場全体の月間売買代金は814万円だったため、8月はその約2.2倍にあたる。当サイトが8月の日次相場表(不動産ST)を全20営業日分について個別に確認し合算した220口・17,778,940円という数字は、月次レポートの公表値と一致した。前日9月1日の当欄で「正式な月間実績はODXが公表する月次レポートによる」と記した集計値が、一次資料で裏づけられた形である。
銘柄別の月間売買代金は、いちごRT西麻布・代々木他5件が4,510,000円で最も多く、いちごRT芝公園・東新宿他4件3,962,000円、いちごRT仲之町・小日向他5件3,436,800円、KDXST名古屋栄ビル3,367,000円、KDXSTドーミーイン神戸元町2,117,180円、トーセイST3市ヶ谷385,960円と続く。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は0円で、2026年5月・6月・7月に続き4か月連続で月間売買代金が0円となった。7月に7銘柄中最少の80,510円だったいちごRT仲之町・小日向他5件が3位まで浮上した点が、7月からの主な入れ替わりである。
一方、時価総額の構成比では順序が入れ替わる。売買代金が4か月連続で0円の三井物産G三重イオンタウン鈴鹿が23%で最も大きく、以下KDXSTドーミーイン神戸元町16%、KDXST名古屋栄ビル15%、いちごRT仲之町・小日向他5件15%、いちごRT西麻布・代々木他5件12%、いちごRT芝公園・東新宿他4件11%、トーセイST3市ヶ谷8%である。規模の大きさと売買の活発さが対応していないことが、START市場の現状を端的に示している。当サイトは値動きや売買の多寡の原因を推定せず、公表値をそのまま記録する。
ウェルス・リアルティ・マネジメント株式会社、株式会社SMBC信託銀行、野村證券株式会社、株式会社BOOSTRYの4社は2026年9月1日、連名のニュースリリース「不動産セキュリティ・トークン『ウェルス・リアルティ・トークン シックスセンシズ 京都(譲渡制限付)』の公募及び発行の完了について」を公表した。同日が払込期日兼信託設定日にあたる。当サイトは2026年8月4日に、SMBC信託銀行が8月3日にEDINETへ提出した有価証券届出書(S100YTNX)から本銘柄を募集中として収録していたが、この発行完了の一次資料をもってステータスを「運用中」に更新した。
リリースが示す商品概要は次のとおりである。発行口数27,274口/発行価格総額272.74億円、発行価格は1口100万円で申込単位は1口以上1口単位。投資対象不動産は「シックスセンシズ 京都」(京都府京都市東山区妙法院前側町431番地)を主たる信託財産とする不動産管理処分信託の受益権で、鑑定評価額は508億円(2026年6月1日時点)である。運用期間は原則約4年11か月(2026年9月1日から2031年7月31日まで)で、運用状況等により2031年1月31日までに早期償還する場合、または2031年8月1日以降に最長3年間延長する場合があり、延長後の最終期限は2034年7月31日と記されている。委託者は合同会社WRMST1号、受託者はSMBC信託銀行、アセット・マネジャーはウェルス・リアルティ・マネジメント、引受人・取扱証券会社は野村證券、レンダーは三井住友信託銀行株式会社で、証券情報・取引情報はコンソーシアム型ブロックチェーン基盤「ibet for Fin」で管理される。
なお、当サイトが銘柄レコードに記録している発行額26,183,040,000円は、届出書「3発行価額の総額」すなわち発行者が引受人から受け取る払込金額の総額(1口当たり960,000円×27,274口)であり、リリースの272.74億円は投資家が支払う発行価格ベース(1口当たり1,000,000円×27,274口)である。差額の1,090,960,000円(1口当たり40,000円)は届出書の注記どおり引受人の手取金にあたる。当サイトは発行額を発行者受取ベースで統一して収録しているため、両者は同じ案件の異なる基準の数字である。
規模を当サイトの収録データの中で位置づけると、発行者受取ベースの261.83億円は、ケネディクス・不動産投資顧問の汐留シティセンター(314.14億円・2025年9月29日払込)、ケネディクスのW大阪(291.50億円・2025年8月25日払込)に次いで3番目にあたる。2026年に払込期日を迎えた収録銘柄の中では最大である。これは当サイトが収録している範囲での比較であり、市場全体の順位を保証するものではない。
商品の性格として押さえておきたい点が2つある。1つは賃料の建て付けで、届出書によればマスターリース会社である京都妙法ホテルオペレーションズ株式会社との定期建物賃貸借は完全変動賃料型であり、月額賃料は前月のホテル運営利益(GOP)からホテルオペレーター(IHG Japan Management合同会社)への運営手数料等を控除した「フィー控除後GOP」に連動し、マイナスの月の賃料はゼロとしてマイナス分は翌月に繰り越される。もう1つは流動性で、本銘柄は譲渡制限付でSTART市場には上場しない。届出書「14その他」によれば、売却が可能になるのは2027年7月31日に終了する信託計算期間の終了後、最初に到来する決算発表日の翌営業日以降、取扱金融商品取引業者が定める一定の期間である。信託計算期日は2027年7月末日を初回とする毎年1月・7月の各末日で、信託配当支払日は計算期日の翌々月応当日と定められている。
1口当たり予想分配金および予想分配金利回りは、届出書にも9月1日のリリースにも記載がない。野村證券の個別商品ページ(/sto/st11/)は募集終了に伴い取扱実績一覧へ移っており、同一覧にも利回りの記載はない。同一覧はアセット・マネジャー所定のファンドページについて「開設時にリンクを掲載します」と記しており、2026年9月6日時点で未開設である。当サイトは利回りを推定して書くことはせず、確認できていない項目として銘柄ページの未確認欄に置いている。
あわせて当サイトは9月6日、募集中として収録していた銘柄のうち払込期日が到来済みのものを点検し、「ロードスターグループのデジタル証券 横浜伊勢佐木町ホテル」について、募集の取扱者であるロードスター証券の公式ファンドページがステータスを「運用中」と表示していることを確認した。同ファンドは申込期間が2026年8月1日から8月27日まで、運用開始日が2026年8月28日で、運用期間は同日から2036年8月31日までの約10年間(延長した場合は最長約20年間)と注記されている。募集総額は3,830,000,000円、最小購入単位は50万円/1口である。当サイトは同銘柄のステータスを「募集中」から「運用中」に改めた。ただし同ページは応募総額・成立口数を開示していないため、募集総額に達したかどうかは確認できておらず、当サイトは満額であったとは記載しない。
同ページには想定平均分配利回り(税引前)4.1%の表示もある。注記によれば、これは一定条件下における約9.5年間(運用期間約10年のうち最終期を除いた期間)の運用シミュレーションに基づく税引前の分配金総額(利益超過分配を含み、物件売却損益は含まない)を募集総額で除した割合を年率換算したもので、運用期間中の平均値であり各分配時の金額は一定ではなく、保証するものではない旨が明記されている。当サイトはこの前提をあわせて銘柄ページに記録している。物件は神奈川県横浜市中区長者町5丁目53番の総客室数399室のホテル(チサンホテルブランド)で、初回の計算期間は2026年8月28日から2027年3月末日まで、分配は計算期間の末日から3か月以内と定められている。
なお、払込期日が到来済みで当サイトが依然「募集中」として収録している銘柄が、このほかに2件ある。三井物産デジタル・アセットマネジメントがアセット・マネージャーを務める「三井物産グループのデジタル証券~名古屋・レジデンス~」(払込期日2026年8月13日)と「同~品川・オフィス&ホテル~」(同2026年8月31日)である。同社の公式ニュースリリースは募集開始時の案件告知と補足説明資料が中心で、9月6日時点で両案件の発行完了を告げるリリースは公表されていない。ALTERNAの個別ファンドページはログインを要するため当サイトでは確認できていない。当サイトは一次資料で確認できるまでステータスを変更せず、確認できていない事実として明示する方針である。
払込期日が到来済みで当サイトが「募集中」として収録している2銘柄について、9月10日にも点検した。三井物産デジタル・アセットマネジメントの公式ニュースは最新が8月20日付の福岡・天神「大名スクエア」の案件告知で、「三井物産グループのデジタル証券~名古屋・レジデンス~」(払込期日2026年8月13日)と「同~品川・オフィス&ホテル~」(同8月31日)の発行完了を告げるリリースは9月10日時点でも公表されていない。なお同社は、東横イン・三菱UFJ信託銀行との3社案件については2026年3月31日付で「東横INN名古屋名駅南を対象とした不動産セキュリティ・トークンの募集・発行完了について」を公表しており、他社と協業する案件では発行完了リリースを出す例がある。上記2銘柄は同社が自ら組成しALTERNAで募集した案件であり、当サイトは一次資料で確認できるまでステータスを変更しない。
ODXが9月1日の取引終了後に公表した基準価格(一覧の最終更新は2026年9月1日19:00:24)では、前回記録から4銘柄が動いた。KDXSTドーミーイン神戸元町が93,030円→94,030円(+1,000円・+1.07%)、KDXST名古屋栄ビルが95,340円→96,340円(+1,000円・+1.05%)、いちごRT仲之町・小日向他5件が78,040円→78,400円(+360円・+0.46%)と上げ、いちごRT西麻布・代々木他5件が73,000円→72,020円(-980円・-1.34%)と下げた。いちごRT芝公園・東新宿他4件(75,000円)、トーセイST3市ヶ谷(96,490円)、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿(99,640円)の3銘柄は横ばいである。これらは9月2日(水)に適用される基準価格である。
前営業日9月1日の実際の売買は、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば3銘柄にとどまった。いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション1で75,000円・4口(300,000円)、いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション1で72,020円・2口(144,040円)、いちごRT仲之町・小日向他5件がセッション1で78,400円・3口(235,200円)である。終値の前日比は順に表示なし(横ばい)、-980円、+360円で、翌営業日に適用される基準価格はいずれもこの終値と一致している。セッション2は全銘柄で出来高0で、市場全体では出来高9口・売買代金679,240円だった。8月31日の28口・2,260,300円から一段と細っている。
これに対し、上げた2銘柄のうちKDXSTドーミーイン神戸元町とKDXST名古屋栄ビルは9月1日の出来高が0口で、約定がないまま基準価格が+1,000円動いている。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。KDXST名古屋栄ビルは8月後半に1,000円刻みで断続的に上げて8月31日適用分で96,340円を付けたのち、9月1日適用分で95,340円に下げ、9月2日適用分で再び96,340円に戻した形である。
いちごRT西麻布・代々木他5件の72,020円は、当サイトの記録では8月以降の最安水準を更新した。同銘柄の8月の基準価格は73,990円(8月3日)から76,000円(8月10日)までの間を1,000円前後の幅で往復し、8月31日以降は73,000円で推移していた。トーセイST3市ヶ谷は8月18日から9月2日適用分まで12営業日続けて96,490円で、7銘柄で最も値動きが乏しい状態が続いている。
1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・発行済数量・保有者人数は、全7銘柄で前回記録から変更がない。上場銘柄数は7で新規上場はない。EDINETの差分検知は、9月1日提出分・9月2日提出分ともに収録銘柄の新規提出・新規案件候補いずれも0件で、未解決の確認キューもない。
9月2日から4日までの3営業日について、ODXの「日次相場表(不動産ST)」で実際の売買を確認した。3日間の合計は出来高31口・売買代金2,424,930円で、内訳は9月2日が9口・684,100円、9月3日が12口・955,880円、9月4日が10口・784,950円である。約定があったのは延べ8件で、銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が3日連続(9月2日5口・9月3日8口・9月4日5口の計18口、1,299,940円)と最も多く、KDXSTドーミーイン神戸元町が2日(計6口)、いちごRT仲之町・小日向他5件が2日(計5口)、いちごRT芝公園・東新宿他4件が1日(2口)と続く。KDXST名古屋栄ビル、トーセイST3市ヶ谷、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿の3銘柄は3営業日を通じて出来高0だった。
この期間で最も振れ幅が大きかったのは、いちごRT仲之町・小日向他5件である。9月2日にセッション2で81,000円・4口(324,000円)が約定して終値の前日比+2,600円と上げ、9月3日に適用される基準価格は81,000円となった。ところが9月4日にはセッション2でわずか1口(77,010円・77,010円)が約定し、終値の前日比は-3,980円、率にして-4.91%となった。1口の約定で終値が約5%動いたことになる。この結果、同銘柄の基準価格は9月2日適用の78,400円から9月3日適用の81,000円まで上げたのち、9月7日適用では77,010円と、この期間の起点を下回った。当サイトは値動きの原因を推定しないが、START市場における板の薄さが端的に表れた事例として記録しておく。
9月7日(月)に適用される基準価格は、ODXが9月4日の取引終了後に公表した一覧(最終更新2026年9月4日19:00:24)によると、KDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件76,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件72,000円、KDXST名古屋栄ビル96,410円、トーセイST3市ヶ谷96,480円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,010円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。9月2日適用分と比べると、上昇率が最も大きいのはいちごRT芝公園・東新宿他4件の+1,990円(+2.65%)で、これは9月4日にセッション1で2口が76,990円で約定したことによるものである。下落幅が最も大きいのは上記のいちごRT仲之町・小日向他5件の-1,390円(-1.77%)。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿だけが横ばいで、同銘柄は7月31日以降、基準価格が一度も動いていない。
約定がないまま基準価格が動く現象は、この期間も続いた。KDXST名古屋栄ビルは3営業日とも出来高0だが、基準価格は96,340円(9月2日適用)→95,340円(9月3日適用)→96,340円(9月4日適用)→96,410円(9月7日適用)と動いている。同銘柄はこれまで1,000円刻みの往復が続いていたが、96,410円は当サイトの記録では8月以降で初めて1,000円刻みから外れた水準である。トーセイST3市ヶ谷も3営業日とも出来高0のまま、8月18日適用分から9月4日適用分まで14営業日続いた96,490円の横ばいが9月7日適用分の96,480円(-10円)で途切れた。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。
なお、ODXのお知らせは9月6日時点でも最新が9月1日付の月次レポート掲載で、例年この時期に出る「不動産ST 権利落日等 一覧(2026年9月)」はまだ掲出されていない。9月に基本権利確定日を迎える上場7銘柄はない(いちご3銘柄とKDXSTドーミーイン神戸元町は1・7月または2・8月末日、残る3銘柄は4・10月末日)。
9月7日(月)の売買は、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば3銘柄で成立し、終日の合計は出来高15口・売買代金1,245,000円だった。当サイトが日次相場表で確認した9月の4営業日(9月2日9口・684,100円、9月3日12口・955,880円、9月4日10口・784,950円、9月7日15口・1,245,000円)の中では最も多い。内訳は、KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・6口(570,000円)、いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション2で71,000円・3口(213,000円)、いちごRT仲之町・小日向他5件がセッション2で77,000円・6口(462,000円)である。終値の前日比は順に表示なし(横ばい)、-1,000円、-10円。いちごRT芝公園・東新宿他4件、KDXST名古屋栄ビル、トーセイST3市ヶ谷、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿の4銘柄は出来高0だった。
これを受けて9月8日(火)に適用される基準価格は、ODXが9月7日の取引終了後に公表した一覧(最終更新2026年9月7日19:00:24)によると、KDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件76,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件71,000円、KDXST名古屋栄ビル96,430円、トーセイST3市ヶ谷96,480円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,000円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。9月7日適用分から動いたのは3銘柄で、いちごRT西麻布・代々木他5件が-1,000円(-1.39%)、いちごRT仲之町・小日向他5件が-10円(-0.01%)と下げ、KDXST名古屋栄ビルが+20円(+0.02%)と上げた。約定のあった3銘柄はいずれも適用値が前日終値と一致している。いちごRT西麻布・代々木他5件の71,000円は、当サイトの記録では8月以降の最安値の更新にあたる(従来は9月3日セッション1の71,980円)。同銘柄は9月2日から7日まで4営業日連続で約定があり、9月の営業日では最も売買が続いている銘柄である。一方、KDXST名古屋栄ビルは9月2日から7日までの4営業日すべて出来高0のまま基準価格が動いており、9月7日適用の96,410円に続いて96,430円と、2営業日続けて1,000円刻みを外れた値が付いた。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。
9月8日(火)と9月9日(水)の売買を、ODXの「日次相場表(不動産ST)」で確認した。9月8日は4銘柄に約定があり、終日の合計は出来高6口・売買代金511,420円である。内訳は、KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)、いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション2で76,990円・1口(76,990円)、いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション1で74,000円・2口(148,000円)、トーセイST3市ヶ谷がセッション1で96,430円・1口(96,430円)。終値の前日比は順に表示なし(横ばい)、表示なし(横ばい)、+3,000円、-50円だった。KDXST名古屋栄ビル、いちごRT仲之町・小日向他5件、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿の3銘柄は出来高0である。トーセイST3市ヶ谷の1口は、当サイトの記録では同銘柄にとって9月に入って初めての約定にあたる。
いちごRT西麻布・代々木他5件の動きが目を引く。同銘柄は9月7日にセッション2で71,000円・3口が約定して当サイトの記録では8月以降の最安値を付けたが、翌9月8日にはセッション1で74,000円・2口が約定し、終値の前日比は+3,000円、率にして+4.23%となった。わずか2口の約定で、9月の1営業日としては最も大きい上昇率である。前週9月4日にいちごRT仲之町・小日向他5件が1口の約定で-4.91%動いた事例と方向こそ逆だが、板の薄さが値幅に直結する点は同じである。当サイトは値動きの原因を推定せず、公表値をそのまま記録する。
9月9日(水)は約定が2銘柄にとどまり、終日の合計は出来高4口・売買代金346,000円だった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)、いちごRT仲之町・小日向他5件がセッション2で78,000円・2口(156,000円)で、終値の前日比は順に表示なし(横ばい)、+990円である。残る5銘柄は出来高0だった。この4口・346,000円は、当サイトが日次相場表で確認した9月の6営業日(9月2日9口・684,100円、9月3日12口・955,880円、9月4日10口・784,950円、9月7日15口・1,245,000円、9月8日6口・511,420円、9月9日4口・346,000円)の中で最も少ない。6営業日の累計は出来高56口・売買代金4,527,350円である。
9月10日(木)に適用される基準価格は、ODXが9月9日の取引終了後に公表した一覧(最終更新2026年9月9日19:00:26)によると、KDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件76,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件73,990円、KDXST名古屋栄ビル96,460円、トーセイST3市ヶ谷96,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件78,000円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。前日9月9日適用分から動いたのは3銘柄で、いちごRT仲之町・小日向他5件が+990円(+1.29%)と当日で最も大きく上げ、KDXST名古屋栄ビルが+10円(+0.01%)、いちごRT西麻布・代々木他5件が-10円(-0.01%)だった。約定のあった2銘柄はいずれも適用値が前日終値と一致している。なお当サイトは9月9日適用分を当日に記録していなかったため、今回9月8日・9月9日の日次相場表2営業日分を取得してさかのぼって補記した(9月9日に適用された基準価格はKDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件76,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件74,000円、KDXST名古屋栄ビル96,450円、トーセイST3市ヶ谷96,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,010円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円)。
約定がないまま基準価格が動く現象は、KDXST名古屋栄ビルで続いている。同銘柄は9月2日から9月9日までの6営業日すべて出来高0だが、適用される基準価格は96,340円(9月2日)→95,340円(9月3日)→96,340円(9月4日)→96,410円(9月7日)→96,430円(9月8日)→96,450円(9月9日)→96,460円(9月10日)と推移した。9月7日適用分以降は4営業日続けて10〜70円刻みの小幅な上げで、8月に見られた1,000円刻みの往復とは異なる動きになっている。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は9月の6営業日を通じて一度も約定がなく、基準価格も7月31日以降99,640円のまま動いていない。
1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・発行済数量は、全7銘柄で前回記録(9月8日確認)から変更がない。保有者人数は3銘柄で増えており、いちごRT芝公園・東新宿他4件が1,556人→1,559人、いちごRT西麻布・代々木他5件が1,735人→1,738人、いちごRT仲之町・小日向他5件が1,564人→1,566人である。残る4銘柄(922人・670人・488人・1,903人)は変更がない。上場銘柄数は7で新規上場はない。
EDINETの差分検知では、9月9日提出分(162件)に新規案件候補が1件挙がった。三井住友信託銀行が同日提出した訂正有価証券届出書(S100Z0XS)で、対象は「米ドル建実績配当型合同運用指定金銭信託(商品名:米ドル建投資パートナーシップファイナンスデジタル証券(2026年第1号))」である。本文を確認したところ、訂正事項は同一人による申込口数の上限を100口から1,000口へ引き上げること、募集取扱手数料を年率1.238%から0.238%へ引き下げること、および信託約款(貸付要項)の記載誤りの差し替えであった。信託財産は貸付債権であり不動産STではないため、当サイトは収録対象外として確認キューを解決した。収録銘柄の新規提出は9月9日・9月10日とも0件で、未解決の確認キューはない。
ODXのお知らせは9月10日時点でも最新が9月1日付の月次レポート掲載で、「不動産ST 権利落日等 一覧(2026年9月)」はまだ掲出されていない。同一覧は2026年8月分が8月18日付、7月分が7月22日付で公表されていた。9月に基本権利確定日を迎える上場7銘柄はない。
9月10日(木)は約定が3銘柄にとどまった一方、終日の合計は出来高18口・売買代金1,286,990円と、当サイトが日次相場表で確認した9月の7営業日で最も多くなった。内訳はセッション1が2口・190,000円、セッション2が16口・1,096,990円である。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)、いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション2で76,990円・1口(76,990円)で、いずれも終値の前日比は表示なし(横ばい)だった。残る4銘柄(KDXST名古屋栄ビル・トーセイST3市ヶ谷・いちごRT仲之町・小日向他5件・三井物産G三重イオンタウン鈴鹿)は出来高0である。
同日の売買を実質的に一銘柄が占めた。いちごRT西麻布・代々木他5件はセッション2で68,000円・15口(1,020,000円)が成立し、終値68,000円・終値の前日比-5,990円となった。下落幅は同日の当日基準価格73,990円に対して-8.10%である(同銘柄は前営業日9月9日が出来高0だったため、日次相場表の「終値の前日比」も当日基準価格を基準に示されている)。15口は当サイトが記録している9月の1営業日あたりの単一銘柄の約定口数として最多で、その売買代金1,020,000円は同日の市場全体1,286,990円の79%にあたる。同銘柄の終値68,000円は、当サイトが記録している8月以降の最安値(従前は9月7日終値の71,000円)を更新した。同銘柄の1口当たり基準価額(直近公表)は110,765円で、68,000円はその約61%の水準にあたる。当サイトは値動きの原因を推定しない。発行者公式サイト(いちご・レジデンス・トークン)を9月11日に確認したが、当該下落に関する新たな開示は掲出されていない。
9月11日(金)に適用される基準価格は、ODXが9月10日の取引終了後に公表した一覧(最終更新2026年9月10日19:00:24)によると、KDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件76,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件68,000円、KDXST名古屋栄ビル96,480円、トーセイST3市ヶ谷96,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件78,000円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。前日9月10日適用分から動いたのは2銘柄で、いちごRT西麻布・代々木他5件が-5,990円(-8.10%)、KDXST名古屋栄ビルが+20円(+0.02%)だった。前者は前日終値と一致しており、9月10日の約定がそのまま翌営業日の基準価格になっている。9月の7営業日の累計は出来高74口・売買代金5,814,340円(9月2日9口・684,100円、9月3日12口・955,880円、9月4日10口・784,950円、9月7日15口・1,245,000円、9月8日6口・511,420円、9月9日4口・346,000円、9月10日18口・1,286,990円)である。
約定がないまま基準価格が動く現象は、KDXST名古屋栄ビルで7営業日続いている。同銘柄は9月2日から9月10日まで一度も約定がないが、適用される基準価格は96,340円(9月2日)→95,340円(9月3日)→96,340円(9月4日)→96,410円(9月7日)→96,430円(9月8日)→96,450円(9月9日)→96,460円(9月10日)→96,480円(9月11日)と推移した。9月7日適用分以降は5営業日続けて10〜70円刻みの小幅な上げである。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は9月の7営業日を通じて一度も約定がなく、基準価格も7月31日以降99,640円のまま動いていない。
1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は、全7銘柄で前回記録(9月10日確認)から変更がない。保有者人数はKDXSTドーミーイン神戸元町922人、いちごRT芝公園・東新宿他4件1,559人、いちごRT西麻布・代々木他5件1,738人、KDXST名古屋栄ビル670人、トーセイST3市ヶ谷488人、いちごRT仲之町・小日向他5件1,566人、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿1,903人である。上場銘柄数は7で新規上場はない。
EDINETの差分検知では、9月10日提出分(305件)・9月11日提出分を走査し、収録銘柄の新規提出・新規案件候補ともに0件だった。未解決の確認キューはない。ODXのお知らせも9月11日時点で最新が9月1日付の月次レポート掲載のままで、「不動産ST 権利落日等 一覧(2026年9月)」はまだ掲出されていない。
9月11日(金)の売買は、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば2銘柄にとどまり、終日の合計は出来高11口・売買代金804,000円だった。内訳はセッション1が7口・530,000円、セッション2が4口・274,000円である。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)で終値95,000円・終値の前日比は表示なし(横ばい)。いちごRT西麻布・代々木他5件はセッション1で68,000円・5口(340,000円)、セッション2で68,500円・4口(274,000円)が成立して終日9口・614,000円、終値68,500円・終値の前日比+500円である。いちごRT芝公園・東新宿他4件、KDXST名古屋栄ビル、トーセイST3市ヶ谷、いちごRT仲之町・小日向他5件、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿の5銘柄は出来高0だった。KDXSTドーミーイン神戸元町は9月7日から11日まで5営業日続けてセッション1で95,000円の約定があり、終値もすべて95,000円で動いていない。
いちごRT西麻布・代々木他5件は、前日9月10日にセッション2で15口・1,020,000円が約定して終値が-5,990円(-8.10%)と急落し、当サイトの記録では8月以降の最安値68,000円を付けていた。翌9月11日はその68,000円で5口が約定したのち、セッション2で68,500円に4口が付いて終値は+500円(+0.74%)となった。急落した水準の近辺で売買が続き、小幅に戻した形である。当サイトは値動きの原因を推定しない。発行者公式(いちご・レジデンス・トークン)を9月12日に確認したが、9月10日の下落に関する新たな開示は掲出されていない。
これで当サイトが日次相場表で確認した9月の8営業日の累計は、出来高85口・売買代金6,618,340円となった(9月2日9口・684,100円、9月3日12口・955,880円、9月4日10口・784,950円、9月7日15口・1,245,000円、9月8日6口・511,420円、9月9日4口・346,000円、9月10日18口・1,286,990円、9月11日11口・804,000円)。1日平均は約10.6口・約827,000円である。銘柄別に見ると、いちごRT西麻布・代々木他5件が8営業日のうち7営業日で約定して単独で47口・3,294,940円を占め、市場全体の口数の55%・売買代金の50%に達する。同銘柄を除くと残る6銘柄の合計は38口・3,323,400円で、8営業日を通じて三井物産G三重イオンタウン鈴鹿とKDXST名古屋栄ビルは一度も約定がなく、トーセイST3市ヶ谷も9月8日の1口のみである。ODXが公表した8月の実績(月間売買高220口・月間売買代金17,778,940円・1日平均売買代金888,947円)と並べると、9月はここまで1日平均売買代金が8月をやや下回るペースで推移している。
9月14日(月)に適用される基準価格は、ODXが9月11日の取引終了後に公表した一覧(最終更新2026年9月11日19:00:24)によると、KDXSTドーミーイン神戸元町95,000円、いちごRT芝公園・東新宿他4件75,990円、いちごRT西麻布・代々木他5件68,500円、KDXST名古屋栄ビル96,490円、トーセイST3市ヶ谷96,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,990円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である(9月12日・13日は休場で、2026年の敬老の日は9月21日のため9月14日は通常営業日にあたる)。9月11日適用分から動いたのは4銘柄で、いちごRT芝公園・東新宿他4件が-1,000円(-1.30%)、いちごRT西麻布・代々木他5件が+500円(+0.74%)、KDXST名古屋栄ビルが+10円(+0.01%)、いちごRT仲之町・小日向他5件が-10円(-0.01%)。KDXSTドーミーイン神戸元町・トーセイST3市ヶ谷・三井物産G三重イオンタウン鈴鹿の3銘柄は横ばいである。
この4銘柄のうち、前営業日に約定があったのはいちごRT西麻布・代々木他5件だけで、適用値68,500円は同日の終値と一致している。残る3銘柄(いちごRT芝公園・東新宿他4件、KDXST名古屋栄ビル、いちごRT仲之町・小日向他5件)は9月11日の出来高が0のまま基準価格が動いた。とくにいちごRT芝公園・東新宿他4件の-1,000円は、当サイトの記録では9月に入って「約定がないまま動いた」1営業日あたりの変化としては最も大きい。同銘柄は9月4日の約定(セッション1・2口・76,990円)以降、9月7日から11日適用分まで5営業日続けて76,990円で据え置かれており、今回が6営業日ぶりの変化にあたる。75,990円は同銘柄の1口当たり基準価額(直近公表)107,801円に対して約70%の水準である。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。
KDXST名古屋栄ビルは、9月2日から11日までの8営業日すべてで出来高0のまま、適用される基準価格が96,340円(9月2日)→95,340円(9月3日)→96,340円(9月4日)→96,410円(9月7日)→96,430円(9月8日)→96,450円(9月9日)→96,460円(9月10日)→96,480円(9月11日)→96,490円(9月14日)と推移した。9月7日適用分以降は6営業日続けて10〜70円刻みの小幅な上げである。対照的に三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は8営業日すべて出来高0で、基準価格も7月31日以降99,640円のまま一度も動いていない。約定がなくても基準価格が動く銘柄と、動かない銘柄が併存している状態が9月を通じて続いている。当サイトは算出根拠を推定せず、公表値のまま記録する。
1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は、全7銘柄で前回記録(9月11日確認)から変更がない。保有者人数はKDXSTドーミーイン神戸元町922人、いちごRT芝公園・東新宿他4件1,559人、いちごRT西麻布・代々木他5件1,738人、KDXST名古屋栄ビル670人、トーセイST3市ヶ谷488人、いちごRT仲之町・小日向他5件1,566人、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿1,903人である。上場銘柄数は7で新規上場はない。ODXのお知らせも9月12日時点で最新が9月1日付の月次レポート掲載のままで、「不動産ST 権利落日等 一覧(2026年9月)」はまだ掲出されていない。
9月15日の取引終了後にODXが公表した基準価格(一覧の最終更新は2026年9月15日19:00:26)は、9月16日(水)に適用される値である。前回記録した9月14日適用分と比べて動いたのは3銘柄で、いちごRT西麻布・代々木他5件が68,500円→70,000円(+1,500円・+2.19%)、KDXST名古屋栄ビルが96,490円→96,510円(+20円・+0.02%)と上げ、トーセイST3市ヶ谷が96,430円→95,430円(-1,000円・-1.04%)と下げた。3銘柄とも変化は9月15日適用分の時点で生じており(9月15日付の日次相場表の「当日基準価格」で確認)、9月16日適用分は全7銘柄が9月15日適用分から据え置きである。KDXSTドーミーイン神戸元町(95,000円)、いちごRT芝公園・東新宿他4件(75,990円)、いちごRT仲之町・小日向他5件(77,990円)、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿(99,640円)は横ばいだった。
日次相場表(不動産ST)によると、9月14日(月)の約定は2銘柄だった。いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション1で70,000円・5口(350,000円)、セッション2でも70,000円・4口(280,000円)が成立し、終日9口・630,000円、終値70,000円・終値の前日比+1,500円。この終値が9月15日適用の基準価格になっている。同銘柄の終値は68,000円(9月10日)→68,500円(9月11日)→70,000円(9月14日)と2営業日続けて上がった。KDXSTドーミーイン神戸元町はセッション1で95,000円・2口(190,000円)で、終値の前日比は表示なし(横ばい)。市場全体では出来高11口・売買代金820,000円である。翌9月15日(火)の約定はKDXSTドーミーイン神戸元町のセッション1・95,000円・2口(190,000円)の1件だけで、他の6銘柄は出来高0だった。同銘柄は9月7日から15日まで7営業日続けて95,000円で約定している。
トーセイST3市ヶ谷の-1,000円は、9月14日の出来高が0のまま生じた変化である。同銘柄の9月の約定は9月8日のセッション1・96,430円・1口だけで、以後は5営業日続けて出来高0、基準価格は9月9日から14日適用分まで96,430円で据え置かれていた。95,430円は同銘柄の1口当たり基準価額(直近公表)101,934円に対して約94%の水準である。KDXST名古屋栄ビルも9月2日から15日までの10営業日すべて出来高0のまま、9月7日適用分以降7回続けて10〜20円刻みで上げて96,510円となった。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。
当サイトが日次相場表で確認した9月の10営業日(9月2日〜15日)の累計は、出来高98口・売買代金7,628,340円である。このうちいちごRT西麻布・代々木他5件が56口・3,924,940円で、口数の57%・売買代金の51%を占める。次いでKDXSTドーミーイン神戸元町が24口・2,280,000円(10営業日のうち9営業日で約定)。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は10営業日すべて出来高0で、基準価格も7月31日以降99,640円のまま動いていない。1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は、全7銘柄で前回記録から変更がなく、上場銘柄数は7で新規上場もない。ODXのお知らせには9月14日付で「【売買制度TF】第一回ST契約締結前情報提供簡略化の資料および議事要旨の掲載」が加わったが、「不動産ST 権利落日等 一覧(2026年9月)」は9月15日時点でもまだ掲出されていない。正式な月間実績はODXが公表する月次レポートによる。
9月16日・17日の2営業日の売買は、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば合計5口・457,000円にとどまった。9月16日はKDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口、いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション2で77,000円・1口(終値の前日比+1,010円)、9月17日はKDXSTドーミーイン神戸元町の95,000円・2口のみである。KDXSTドーミーイン神戸元町は9月7日から9営業日続けて95,000円で約定している。9月2日から17日までの12営業日の累計は出来高103口・売買代金8,085,340円となった。
ODXが9月17日19:00:23に更新した一覧(9月18日に適用される基準価格)では、9月16日適用分から3銘柄が動いた。いちごRT芝公園・東新宿他4件が75,990円→76,990円(+1,000円)、いちごRT西麻布・代々木他5件が70,000円→70,020円(+20円)、いちごRT仲之町・小日向他5件が77,990円→77,980円(-10円)である。いちごRT芝公園・東新宿他4件は9月16日の約定で9月17日適用分が77,000円となったのち、約定のない9月17日を経て-10円となった。いちごRT西麻布・代々木他5件といちごRT仲之町・小日向他5件は両日とも出来高0で、約定のないまま基準価格が動いている。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。
9月18日(金)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば2銘柄で計7口・545,000円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)、いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション1で71,000円・3口(213,000円)とセッション2で71,000円・2口(142,000円)の終日5口・355,000円で、終値は71,000円・終値の前日比+980円である。他の5銘柄は出来高0だった。9月2日から18日までの13営業日の累計は、出来高110口・売買代金8,630,340円となった。銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が61口・4,279,940円で口数の約55%・売買代金の約50%を占め、KDXSTドーミーイン神戸元町が30口・2,850,000円(13営業日のうち12営業日で約定)と続く。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿とKDXST名古屋栄ビルは13営業日すべてで出来高0である。
ODXが9月18日19:00:23に更新した一覧(休場明けの9月24日に適用される基準価格)では、9月18日適用分から動いたのは1銘柄だけだった。いちごRT西麻布・代々木他5件が70,020円→71,000円(+980円・+1.40%)である。この変化は同日の日次相場表の終値71,000円・終値の前日比+980円と一致しており、約定にもとづく変動として説明がつく。同銘柄は9月17日適用分70,010円・9月18日適用分70,020円と、出来高0のまま10円ずつ上がる日が続いていたが、9月18日は5口の約定を伴って動いた。残る6銘柄は据え置きで、KDXSTドーミーイン神戸元町は9月4日適用分から9月24日適用分まで12回続けて95,000円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は7月31日以降99,640円のまま動いていない。なお2026年は9月21日が敬老の日、9月22日が国民の休日、9月23日が秋分の日にあたるため、STARTは9月19日から23日まで休場となり、次の売買日は9月24日(木)である。
休場明けの9月24日(木)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば3銘柄で計11口・910,050円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で95,000円・2口(190,000円)、セッション2で94,360円・3口(283,080円)の終日5口・473,080円で、終値94,360円・終値の前日比-640円である。9月4日適用分から続いていた95,000円での約定が、セッション2で初めて下回った。いちごRT芝公園・東新宿他4件はセッション1で76,970円・1口(終値の前日比-20円)、いちごRT西麻布・代々木他5件はセッション1で72,000円・2口(144,000円)とセッション2で72,000円・3口(216,000円)の終日5口・360,000円で、終値の前日比+1,000円だった。他の4銘柄は出来高0である。9月2日から24日までの14営業日の累計は、出来高121口・売買代金9,540,390円となった。銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が66口・4,639,940円で口数の約55%・売買代金の約49%を占め、KDXSTドーミーイン神戸元町が35口・3,323,080円(14営業日のうち13営業日で約定)と続く。三井物産G三重イオンタウン鈴鹿とKDXST名古屋栄ビルは14営業日すべてで出来高0である。
ODXが9月24日19:00:25に更新した一覧(9月25日に適用される基準価格)では、9月24日適用分から5銘柄が動いた。約定を伴ったのはKDXSTドーミーイン神戸元町の95,000円→94,360円(-640円・-0.67%)、いちごRT芝公園・東新宿他4件の76,990円→76,970円(-20円・-0.03%)、いちごRT西麻布・代々木他5件の71,000円→72,000円(+1,000円・+1.41%)の3銘柄で、いずれも同日の終値と一致する。一方、KDXST名古屋栄ビルの96,510円→96,630円(+120円・+0.12%)とトーセイST3市ヶ谷の95,430円→94,430円(-1,000円・-1.05%)は、同日の出来高が0のまま生じた変化である。トーセイST3市ヶ谷の94,430円は、1口当たり基準価額(直近公表)101,934円に対して約93%の水準となる。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。いちごRT仲之町・小日向他5件(77,980円)と三井物産G三重イオンタウン鈴鹿(99,640円)は据え置きで、後者は7月31日以降99,640円のまま動いていない。1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は全7銘柄で前回記録から変更がなく、上場銘柄数は7で新規上場もない。
9月25日(金)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば5銘柄で計18口・1,441,070円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で94,340円・5口(471,700円)、終値の前日比-20円。いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション1で76,960円・1口(同-10円)。いちごRT西麻布・代々木他5件はセッション2で72,000円・10口(720,000円)が約定し、終値は前日と同じ72,000円である。トーセイST3市ヶ谷はセッション1で94,430円・1口と9月8日以来の約定、いちごRT仲之町・小日向他5件もセッション1で77,980円・1口と9月9日以来の約定があり、いずれも終値は前日の基準価格と同値だった。KDXST名古屋栄ビルと三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は出来高0である。9月2日から25日までの15営業日の累計は、出来高139口・売買代金10,981,460円となった。銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が76口・5,359,940円で口数の約55%・売買代金の約49%を占め、KDXSTドーミーイン神戸元町が40口・3,794,780円(15営業日のうち14営業日で約定)と続く。KDXST名古屋栄ビルと三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は15営業日すべてで出来高0である。
ODXが9月25日19:00:23に更新した一覧(9月28日(月)に適用される基準価格)では、9月25日適用分から3銘柄が動いた。KDXSTドーミーイン神戸元町の94,360円→94,340円(-20円)といちごRT芝公園・東新宿他4件の76,970円→76,960円(-10円)は、同日の終値と一致する。KDXST名古屋栄ビルの96,630円→96,640円(+10円)は、同日の出来高が0のまま生じた変化である。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、算出根拠は推定しない。残る4銘柄は据え置きで、いちごRT西麻布・代々木他5件72,000円、トーセイST3市ヶ谷94,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,980円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は全7銘柄で前回記録から変更がなく、上場銘柄数は7で新規上場もない。
9月28日(月)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば2銘柄で計7口・617,000円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で93,400円・5口(467,000円)、終値の前日比-940円。いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション2で75,000円・2口(150,000円)、終値の前日比-1,960円である。残る5銘柄は出来高0だった。9月2日から28日までの16営業日の累計は、出来高146口・売買代金11,598,460円となった。銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が76口・5,359,940円で口数の約52%・売買代金の約46%を占め、KDXSTドーミーイン神戸元町が45口・4,261,780円(16営業日のうち15営業日で約定)と続く。KDXST名古屋栄ビルと三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は16営業日すべてで出来高0である。
ODXが9月28日19:00:25に更新した一覧(9月29日(火)に適用される基準価格)では、9月28日適用分から4銘柄が動いた。KDXSTドーミーイン神戸元町の94,340円→93,400円(-940円・-1.00%)といちごRT芝公園・東新宿他4件の76,960円→75,000円(-1,960円・-2.55%)は、同日の終値と一致する。いちごRT西麻布・代々木他5件の72,000円→71,990円(-10円)とKDXST名古屋栄ビルの96,640円→96,660円(+20円)は、同日の出来高が0のまま生じた変化である。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、値動きの原因や算出根拠は推定しない。残る3銘柄は据え置きで、トーセイST3市ヶ谷94,430円、いちごRT仲之町・小日向他5件77,980円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は全7銘柄で前回記録から変更がなく、上場銘柄数は7で新規上場もない。
9月29日(火)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば4銘柄で計14口・1,123,060円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で93,410円・5口(467,050円)、終値の前日比+10円。いちごRT芝公園・東新宿他4件がセッション1で75,000円・3口(225,000円)、終値は前日と同じ75,000円。いちごRT西麻布・代々木他5件がセッション2で71,000円・5口(355,000円)、終値の前日比-990円。いちごRT仲之町・小日向他5件がセッション1で76,010円・1口、終値の前日比-1,970円である。残る3銘柄は出来高0だった。9月2日から29日までの17営業日の累計は、出来高160口・売買代金12,721,520円となった。銘柄別ではいちごRT西麻布・代々木他5件が81口・5,714,940円で口数の約51%・売買代金の約45%を占め、KDXSTドーミーイン神戸元町が50口・4,728,830円(17営業日のうち16営業日で約定)と続く。KDXST名古屋栄ビルと三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は17営業日すべてで出来高0である。
ODXが9月29日19:00:24に更新した一覧(9月30日(水)に適用される基準価格)では、9月29日適用分から4銘柄が動いた。KDXSTドーミーイン神戸元町の93,400円→93,410円(+10円)、いちごRT西麻布・代々木他5件の71,990円→71,000円(-990円・-1.38%)、いちごRT仲之町・小日向他5件の77,980円→76,010円(-1,970円・-2.53%)は、同日の終値と一致する。KDXST名古屋栄ビルの96,660円→96,670円(+10円)は、同日の出来高が0のまま生じた変化である。当サイトはODXの公表値をそのまま記録し、値動きの原因や算出根拠は推定しない。残る3銘柄は据え置きで、いちごRT芝公園・東新宿他4件75,000円、トーセイST3市ヶ谷94,430円、三井物産G三重イオンタウン鈴鹿99,640円である。詳細ページでは、いちごRT芝公園・東新宿他4件といちごRT西麻布・代々木他5件の「配当金/分配金支払日」欄が、前回記録の2026-09-30から空欄に変わった。それ以外の1口当たり基準価額(直近公表)・次回予想分配金とその内訳・支払日・発行済数量・保有者人数は全7銘柄で前回記録から変更がない。
9月30日(水)のSTARTは、ODXの「日次相場表(不動産ST)」によれば2銘柄で計9口・771,150円の売買があった。KDXSTドーミーイン神戸元町がセッション1で93,430円・5口(467,150円)、終値の前日比+20円。いちごRT仲之町・小日向他5件がセッション2で76,000円・4口(304,000円)、終値の前日比-10円である。残る5銘柄は出来高0だった。ODXが9月30日19:00:23に更新した一覧(10月1日に適用される基準価格)では、この2銘柄がそれぞれ終値どおり93,430円・76,000円となったほか、いちごRT芝公園・東新宿他4件が出来高0のまま75,000円→74,990円(-10円)と動いた。残る4銘柄は据え置きである。
これで9月の19営業日(9月1日〜30日)が終わった。当サイトが日次相場表を1日ずつ合算した9月の実績は、出来高178口・売買代金14,171,910円である(9月1日9口・679,240円、9月2日〜29日の17営業日160口・12,721,520円、9月30日9口・771,150円)。ODXが10月1日に掲載した「2026年9月のSTART月次レポート」の公表値(月間売買代金14,171,910円・月間売買高178口・1日平均売買代金745,890円)と一致した。8月の220口・17,778,940円から、口数で19%、売買代金で20%減った。銘柄別の月間売買代金は、いちごRT西麻布・代々木他5件5,858,980円、KDXSTドーミーイン神戸元町5,195,980円、いちごRT仲之町・小日向他5件1,712,200円、いちごRT芝公園・東新宿他4件1,213,890円、トーセイST3市ヶ谷190,860円で、KDXST名古屋栄ビルと三井物産G三重イオンタウン鈴鹿は0円だった。月末時点のSTART時価総額は203.5億円(8月末204.8億円)で、構成比は三井物産G三重イオンタウン鈴鹿23%、KDXSTドーミーイン神戸元町16%、KDXST名古屋栄ビル15%、いちごRT仲之町・小日向他5件15%、いちごRT西麻布・代々木他5件12%、いちごRT芝公園・東新宿他4件11%、トーセイST3市ヶ谷8%である。月次レポートの詳細は10月の記事に記す。
KDXSTドーミーイン神戸元町のODX銘柄詳細ページで、前回まで空欄だった「配当金/分配金支払日」欄に2026年10月30日が入った(「配当金/分配金(予想/次回)」2,350円の表示は継続。確認日は2026年9月2日)。同銘柄は8月31日に2026年8月期(第5期)の権利確定日を迎えている。
ただし、運用会社KDX STパートナーズの公式ファンドページのファンド概要は、配当支払日を「各計算期日(2月及び8月の各末日=権利確定日)の計算期日当日」と規定しており、ODXの詳細ページが示す2026年10月30日とは記載が異なる。同ページは9月2日時点でも2026年8月期(第5期)を予想1口当たり2,350円と掲載するにとどまり、確定分配金は公表されていない(確定表示があるのは2026年2月期・第4期の2,350円まで)。当サイトは両者の差を推定で埋めず、ODXの公表値はODXの値として、運用会社の公表値は運用会社の値として、それぞれ出所を付して記録する。
いちごRT芝公園・東新宿他4件(第5期)といちごRT西麻布・代々木他5件(第4期)は、7月31日に2026年7月期の権利確定日が到来してから1か月余りが経ったが、発行者公式の分配金ページは9月2日時点でもそれぞれ予想743円・495円のまま掲載しており、確定分配金は未公表である(確定表示は前者が第4期2,067円、後者が第3期1,984円まで)。ODXの銘柄詳細ページが示す「次回予想分配金」756円・504円は次期(2027年1月期)の予想であり、同じ欄の「支払日」2026年9月30日とは対象期がずれている。当サイトはODXの公表値どおり記録している。
当サイトは、分配実績を一次資料での確認を経てから「分配・元本トラッカー」に収録する方針である。予想分配金は保証ではなく、確定額は運用会社・受託者の公表を待って記録する。
9月6日にあらためて3銘柄の発行者・運用会社の公式ページを確認したが、いずれも確定分配金は未公表のままである。KDXSTドーミーイン神戸元町は2026年8月期(第5期)が予想2,350円、いちごRT芝公園・東新宿他4件は第5期が予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件は第4期が予想495円の掲載にとどまる。
KDXSTドーミーイン神戸元町については、KDX STパートナーズの公式ファンドページに確定分配金の公表実績が並んでいる。第1期(2024年8月期)2,100円が2024年9月30日、第2期(2025年2月期)2,100円が2025年3月31日、第3期(2025年8月期)2,300円が2025年9月30日、第4期(2026年2月期)2,350円が2026年3月31日である。8月期の確定額はいずれも9月末に公表されてきたことになる。ただし当サイトは、この過去のパターンから今期の公表日や金額を先取りして書くことはしない。分配実績は運用会社・受託者の公表を一次資料で確認したうえで「分配・元本トラッカー」に収録する。
9月10日にあらためて3銘柄の発行者・運用会社の公式ページを確認したが、確定分配金はいずれも未公表のままである。KDXSTドーミーイン神戸元町は2026年8月期(第5期)が予想2,350円、いちごRT芝公園・東新宿他4件は第5期(2026年2月1日〜7月31日)が予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件は第4期(同)が予想495円の掲載にとどまる。いちご2銘柄の次期予想(それぞれ756円・504円)にも変更はない。
9月11日にあらためて確認したが、上場3銘柄の確定分配金はいずれも未公表のままである。KDXSTドーミーイン神戸元町の2026年8月期(第5期)はKDX STパートナーズの公式ファンドページで予想2,350円の掲載にとどまり、いちごRT芝公園・東新宿他4件の2026年7月期(第5期)は予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件の2026年7月期(第4期)は予想495円のままである。なお当サイトは9月10日まで、KDXの公式ファンドページが配当支払日を「各計算期日の当日」と規定しておりODX表示の支払日2026年10月30日と記載が異なる、と注記していたが、9月11日に同ページのファンド概要を再確認したところ「分配金の支払日:信託計算期日の2か月後の応当日(但し、当該日が営業日でない場合は前営業日とする。)」と規定されていた。計算期日2026年8月31日の2か月後の応当日である10月31日が土曜であることから前営業日の10月30日となり、ODXの表示と整合する。当該注記は取り下げる。
9月12日にあらためて3銘柄の発行者・運用会社の公式ページを確認したが、確定分配金はいずれも未公表のままである。KDXSTドーミーイン神戸元町については、KDX STパートナーズの公式ファンドページの決算ハイライトで第5期(2026年8月期)の欄が経常収益・当期純利益・分配金総額・1口当たり分配金・1口当たり純資産・LTVのすべてにわたって空欄であることを確認した。確定表示があるのは第4期(2026年2月期)までで、経常収益200,339千円・当期純利益57,251千円・分配金総額82,720千円・1口当たり分配金2,350円・1口当たり純資産106,731円・LTV49.5%である。予想分配金は2026年8月期(第5期)・2027年2月期(第6期)ともに2,350円の掲載が続く。いちごRT芝公園・東新宿他4件の2026年7月期(第5期)は予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件の2026年7月期(第4期)は予想495円のままで、次期予想(それぞれ756円・504円)にも変更はない。
9月15日にも3銘柄の発行者・運用会社の公式ページを確認したが、確定分配金の公表はなかった。KDX STパートナーズのKDXSTドーミーイン神戸元町のファンドページは、決算ハイライトを2026年2月期(第4期)の値のまま表示し、第5期の欄は空欄である。いちごの分配金ページも、いちごRT芝公園・東新宿他4件の第5期(2026年7月期)を予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件の第4期(同)を予想495円と掲げたままで、確定表示はそれぞれ第4期2,067円・第3期1,984円までにとどまる。KDXSTドーミーイン神戸元町は、同ページの公表実績では8月期の確定分配金を9月末に公表してきた。当サイトは予定を先取りせず、公表を確認してから分配実績として収録する。
9月18日にも上場3銘柄の発行者・運用会社の公式ページを確認したが、確定分配金の公表はなかった。KDX STパートナーズのKDXSTドーミーイン神戸元町のファンドページは、決算ハイライトの第5期(2026年8月期)欄が経常収益・当期純利益・分配金総額・1口当たり分配金・1口当たり純資産・LTVのすべてにわたって空欄のままで、予想分配金を2026年8月期(第5期)・2027年2月期(第6期)ともに2,350円と掲げている。いちごの分配金ページも、いちごRT芝公園・東新宿他4件の第5期(2026年7月期)を予想743円、いちごRT西麻布・代々木他5件の第4期(同)を予想495円としたままで、確定表示はそれぞれ第4期2,067円・第3期1,984円までにとどまる。KDXSTドーミーイン神戸元町は、同ページの公表実績では8月期の確定分配金を9月末に公表してきたが、当サイトは予定を先取りせず、公表を確認してから分配実績として収録する。
9月30日、いちごリアルティマネジメントは公式サイトでいちごRT芝公園・東新宿他4件の「第5期決算報告書(2026年2月1日〜2026年7月31日)」と、いちごRT西麻布・代々木他5件の「第4期決算報告書(同)」を公表し、あわせて受託者(三菱UFJ信託銀行)名義の「分配金の税務上の取扱いに関するご説明」を掲載した。前者は「第5期の分配金実績は、1口当たり743円」、後者は「第4期の分配金実績は、1口当たり495円」で、いずれも予想対比同額である。受託者の通知によれば、分配金は2026年7月31日の信託計算末日をもって決定され、2026年9月30日に支払われた。両銘柄とも「『留保金』を原資とする分配」は1口当たり0円で、分配の全額が「元本の払戻し」にあたる。元本減少割合は芝公園・東新宿他4件が0.008、西麻布・代々木他5件が0.006(いずれも小数点第3位未満切り上げ)と通知された。
芝公園・東新宿他4件については、表示上の数字に注意が要る。決算報告書の743円は、注記のとおり匿名組合出資に係る利益分配に対する20.42%の源泉徴収税額を受益証券発行信託の収益分配額に加算した金額で、「加算される前の受益証券発行信託の収益の分配の額は1口当たり681円」と記されている。受託者の通知も元本の払戻しを1口当たり681円とし、決算報告書の「分配金合計」21,192千円は681円に発行済31,120口を掛けた額に一致する。つまり受益者に支払われた分配は1口681円で、743円は税額加算後の表示値である。西麻布・代々木他5件は495円に33,225口を掛けた16,446千円が分配金合計と一致し、表示と支払額に差はない。当サイトの分配・元本トラッカーは受託者通知の金額(681円・495円)で記録し、発行者の表示値は注記に併記した。なお両ファンドの当期純利益はマイナス(▲1,363千円・▲9,826千円)で、分配は利益からではなく元本から行われている。決算報告書は次期以降も当期純利益がマイナスとなる見込みを示しつつ、償還時の売却益等を勘案して運用方針を検討するとしている。
支払日が計算期日と同じ7月31日ではなく9月30日になったのは、両ファンドが2026年7月9日付「信託配当支払日の変更に関するご案内」で、2026年4月1日施行の税制改正に伴い信託配当支払日を毎年1月・7月の各末日から毎年3月・9月の各末日へ変更し、2026年7月末日の計算期日から適用したためである。ODXの銘柄詳細ページで2銘柄の「配当金/分配金支払日」欄が9月29日に空欄となり、10月1日に2027年3月31日(次期の支払日)へ更新されたのはこの変更に対応する。一方で、発行者公式の「分配金」ページは10月1日時点でも両期を「予想分配金」欄に掲げたままで、「確定分配金」欄は前期(2,067円・1,984円)までにとどまる。当サイトは決算報告書と受託者通知を一次資料として実績を収録した。KDXSTドーミーイン神戸元町の2026年8月期(第5期)は、KDX STパートナーズの公式ファンドページの決算ハイライトが9月30日時点でも第5期欄を空欄としており、確定分配金は未公表である。同ページのお知らせ欄の最新は9月30日付「2026年8月の月次報告書を掲載しました」で、分配金の確定に関する項目はない。
三菱UFJ信託銀行は2026年9月2日、EDINETに臨時報告書(内国特定有価証券)を提出し、MUFGリアルティ・トークン大阪堂島浜タワー(譲渡制限付)の発行者(委託者)である合同会社コーストが2026年9月1日付で総社員の同意により解散したことを届け出た。本書の日付現在、同社は清算手続中である。金融商品取引法第24条の5第4項および特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第2項第14号に基づく提出である。
解散に至った理由について、同報告書は次のように説明している。合同会社コーストは本受益権等(一般受益権および精算受益権)の当初受益者だったが、本受益権等の譲渡に伴い、2026年3月4日付で信託契約に規定される当初受益者の受託者に対する指図権はすべて受益者代理人および精算受益者に承継された。本信託契約では、委託者が解散等により消滅する場合であっても信託の運営に支障を生じないための仕組みとして、委託者は信託財産の管理・処分に関する指図権を有しない建付けになっている。そのため委託者について存続の必要性がなくなったと判断した、というものである。
受益証券発行信託を用いた不動産STでは、当初の受益者となるSPC(多くは合同会社)が、受益権を投資家に譲渡し終えた後は役割を終える。その器を清算する一方で、信託そのものは受託者と受益者代理人の下でそのまま継続する——この案件の臨時報告書は、その設計が実際にどう作動するかを一次資料の形で示したものと言える。当サイトは同報告書を該当銘柄レコードの出所および更新履歴に収録したが、銘柄の条件・分配・ステータスの変更を伴う内容ではないため、それらの項目は変更していない。なお同銘柄は譲渡制限付でSTART市場には上場していない。
同じ種類の届出がもう1件あった。オルタナ信託株式会社は2026年9月14日、EDINETに臨時報告書(内国特定有価証券)を提出し、「三井物産グループのデジタル証券~イオン大宮~(譲渡制限付)」の発行者(委託者)であるエスティ23合同会社が、2026年9月11日付で解散に総社員が同意したことを届け出た。根拠規定は堂島浜タワーの件と同じく、金融商品取引法第24条の5第4項および特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第1項・第2項第14号である。
報告書が示す理由の構図も堂島浜タワーと同じだ。エスティ23合同会社は本受益権等(一般受益権および精算受益権)の当初受益者だったが、本受益権等の譲渡に伴い、2026年6月30日までに、信託契約(不動産管理処分信託受益権<イオン大宮・土地>信託契約)に規定される当初受益者の受託者に対する指図権はすべて受益者代理人および精算受益者に承継された。委託者はもともと信託財産の管理・処分に関する指図権を持たない建付けで、委託者が消滅しても信託の運営に支障を生じない仕組みとされていることから、存続の必要性がなくなったと判断した、と記載している。当サイトは同報告書を該当銘柄レコードの出所および更新履歴に収録したが、条件・分配・ステータスの変更を伴う内容ではないため、それらの項目は変更していない。同銘柄も譲渡制限付でSTART市場には上場していない。なお、この報告書は9月15日朝の差分検知では拾えず、前日分を再走査した際に検知した。
オルタナ信託株式会社は2026年9月11日、EDINETに有価証券届出書の訂正届出書(S100Z1L9)を提出した。対象は募集中の「三井物産グループのデジタル証券~福岡・天神~(譲渡制限付)」で、福岡市中央区大名一丁目の商業施設「大名スクエア」を投資対象とする案件である。一般募集の発行価額の総額は4,254,200,000円、発行数445,000口、発行価格1口9,560円、申込期間は2026年9月15日(火)から9月25日(金)まで、払込期日は9月29日(火)で、これらの条件に変更はない。
訂正の理由は、発行者が指定する販売先(指定先)である三井物産デジタル・インベストメント株式会社の状況等に関する事項を追加すること、および指定先に対する販売口数が決定したことである。2026年8月20日提出の当初届出書は「最大125,500口を取得させる予定」「販売口数については申込期間の開始までに決定する予定」としていたが、訂正後は125,000口と確定した。発行数445,000口に対して約28%にあたり、発行価格9,560円で換算すると1,195,000,000円に相当する。申込期間の開始(9月15日)に先立って決定されたことになる。
追加された指定先の情報は次のとおりである。三井物産デジタル・インベストメント株式会社は東京都中央区日本橋堀留町一丁目9番8号に本店を置き、代表取締役は和歌伸介、資本金は2026年8月末日現在で100百万円、主たる出資者は三井物産株式会社で出資比率53%である。事業内容は有価証券や受益権をはじめとする金融商品およびこれらに類する権利・関連資産の取得・保有・管理・運用から処分に至る業務とされている。選定理由として届出書は「アセット・マネージャーの親会社であり、アセット・マネージャーと指定先との関係に鑑み」と記す。アセット・マネージャーは三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社である。関係については、発行者が保有する指定先株式および指定先が保有する本受益権はいずれも2026年9月11日現在なしとされ、人事関係として受託者の取締役5名が指定先の職員である旨が記載されている。受益権の保有方針は「特段の事情がない限り、保有を継続する意向」で、払込みに要する資金は委託者が指定先の現金預金残高を確認して判断したと記されている。
売却制限の記載も改められた。当初届出書は、指定先に「払込期日から2027年3月28日までの期間中、本受益権の譲渡等を行わない旨を取扱会社との間で合意するよう要請する予定です」としていたが、訂正後は「合意します」と確定形になっている。本受益権の追加発行は行われない旨も併記されている。発行条件については、指定先による取得は本募集における発行価格で行われるため特に有利な条件には該当しない、と記載されている。
この案件は、当サイトが2026年8月24日の週次EDINET漏れ候補監査(fundCode G16024)で検知して収録したもので、発行体が「オルタナ初の九州案件」と位置づけている。鑑定評価額は114億円(2026年7月31日時点・JLL森井鑑定)、主要テナントは株式会社ドン・キホーテの単一テナント、想定分配金利回りは年3.9〜4.1%(税引前・年率換算)と発行体が公表している。当サイトは今回の訂正届出書の内容を該当銘柄レコードの出所・確認済み項目・更新履歴に収録した。発行条件そのものの変更ではないため、発行額・発行数・発行価格・日程の各項目は変更していない。申込状況および払込期日後の発行完了は、引き続き一次資料で確認できたときに記録する。
なお当サイトのEDINET差分検知は、この提出を9月11日朝の走査では捕まえられず、翌9月12日に前日分を再走査して検知した。同ツールは前回チェック日の翌日から当日までを走査するため、朝の走査より後に提出された書類はそのままでは対象から外れる。当サイトはこの取りこぼしを避けるため、日次で前営業日分を併せて再走査する運用にしている。今回はその再走査が機能した例である。
9月18日、ケネディクス系の不動産ST 5銘柄の受託者が、有価証券報告書の訂正報告書をEDINETに一斉提出した。内訳は三菱UFJ信託銀行が4件——KDX舞浜(第5期・S100Z370)、KDX舞浜-2(第4期・S100Z37N)、KDX所沢物流(第5期・S100Z37P)、KDX名古屋栄ビル(第4期・S100Z37Q)——、SMBC信託銀行が1件(KDXレジデンシャル・ポートフォリオ バリューアド 第1期・S100Z340)である。いずれも対象は2026年7月31日提出の有価証券報告書で、計算期間はKDXレジデンシャル・ポートフォリオ バリューアドが2025年6月18日〜2026年4月30日、他4件が2025年11月1日〜2026年4月30日にあたる。
5件はばらばらの訂正ではなく、同じ一点に集約される。提出理由は、三菱UFJ信託銀行の4件が「2026年4月24日付で実施された信託契約の変更前の内容に関する記載が誤って記載されていた」、SMBC信託銀行の1件が「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社が2026年4月2日に公表した分配金権利確定に伴う売買停止期間の廃止に関する記載が誤って記載されていた」というもので、訂正箇所はいずれも「投資リスク」および「証券事務の概要」のうち、計算期日(権利確定日)の前に売買取引や受益権原簿の名義書換請求が止まるという説明である。
訂正の中身は、旧ルールの記述を削るという形をとっている。たとえばKDX名古屋栄ビルの訂正前は「信託の各計算期日の7営業日前の日から当該計算期日の2営業日前までの期間はSTARTにおける売買取引が停止されます」と書かれていたが、訂正後はこの一文が落ち、「投資者保護等の観点からODXの判断により一時的にSTARTにおける売買が停止されることがあります」だけが残る。名義書換請求の停止期間についても、訂正前は「各計算期日(信託終了日を含みます。)の5営業日前の日から当該計算期日までの期間」とされていたものが、訂正後は「信託終了日の5営業日前の日から当該信託終了日までの期間」に絞られた。停止期間の営業日数は銘柄ごとに異なり、KDX舞浜・KDX舞浜-2・KDX所沢物流の3件は「各計算期日の3営業日前から当該計算期日まで」の名義書換請求停止、KDXレジデンシャル・ポートフォリオ バリューアドは「各計算期日の6営業日前から2営業日前まで」の売買停止が、それぞれ削られている。
根拠となったODXの公表は2026年4月2日付「令和7年度税制改正に伴う不動産STの売買取引等の一部取扱い変更について」である。同お知らせは、「権利確定に伴う売買停止期間」を2026年4月1日以降に計算期末日(権利確定日)が到来する銘柄より順次廃止すること、これに伴いODXの「お知らせ」に掲示してきた「権利確定に伴う売買停止期間等 一覧」を「不動産ST 権利落日等一覧」に切り替えることを示している。実際、ODXのお知らせ一覧でも2026年1月8日付までは前者の名称で、2026年4月15日付以降は後者の名称で掲出されている。同お知らせはあわせて、権利落日(権利確定日の前営業日)の基準価格が1口当たりの予想分配金の額(利益配当金額および元本払戻し額の合計額)相当分を減じた価格となること、2026年4月1日以降に計算期末日が到来する銘柄より分配金の支払日が権利確定日と同日ではなく銘柄ごとに定める日に変更されることも明記している。
投資家にとっての意味は、制度が変わったという点そのものより、変更から約5か月のあいだ有価証券報告書という一次資料の側に旧ルールの記載が残っていたという点にある。STARTで売買する投資家が「計算期日の前は数営業日売れない」と読んでいたとすれば、それは2026年4月1日以降に計算期末日が到来する銘柄についてはすでに事実と異なっていた。今回の訂正で、ODXの公表と各銘柄の開示書類の記載がそろったことになる。なお5件とも訂正されたのは記述であり、分配額・元本減少割合・発行条件など数値の訂正はない。当サイトは各銘柄のレコードに出所と更新履歴を追記するにとどめ、数値は変更していない。
訂正は9月30日にもう1件あった。株式会社SMBC信託銀行が同日EDINETに提出した、いちごRT仲之町・小日向他5件(いちご・レジデンス・トークン-市谷仲之町・文京小日向ほか-)の第3期(2025年11月1日〜2026年4月30日)有価証券報告書の訂正報告書(S100Z5AD)である。訂正理由は「大阪デジタルエクスチェンジ株式会社が2026年4月2日に規則の改定を公表した、分配金権利確定に伴う売買停止期間に関する記載が誤って記載されていた」ことで、投資リスクと証券事務の概要から「各計算期日の6営業日前から2営業日前までの売買停止」と「4営業日前から計算期日までの名義書換請求停止」の記述が削除された。9月18日のケネディクス系5銘柄と同趣旨の訂正で、受託者はSMBC信託銀行、プラットフォームはibet for Finである。分配額など数値の訂正はない。これで同じ趣旨の訂正は9月中に6銘柄となった。当サイトのEDINET差分検知はこの提出を収録銘柄の要確認として検知し、内容確認のうえ解決した。
9月30日、オルタナ信託株式会社は「三井物産グループのデジタル証券〜文京区目白台・学生レジデンス〜(譲渡制限付)」の有価証券届出書(S100Z552)をEDINETに提出した。発行価額の総額は1,577,400,000円、発行数165,000口、発行価格は1口9,560円(信託設定日時点の1口当たり純資産額の試算値10,098円を基準にアセット・マネージャーが算出)。申込期間は10月21日(水)〜28日(水)、払込期日(信託設定日)は10月30日(金)で、取扱会社は三井物産デジタル・アセットマネジメントの自己募集、プラットフォームはProgmatである。投資対象は東京都文京区目白台二丁目6-4の学生レジデンス「テラスカレッジ文京護国寺」(2025年1月建築・鉄筋コンクリート造5階建・137戸・運営はジェイ・エス・ビー)で、鑑定評価額は4,250百万円(価格時点2026年8月31日)。借入れは2,650百万円、匿名組合出資は1,545百万円。信託計算期日は毎年5月・11月末日(初回2027年5月末日)、当初運用期間は2031年10月末日までで、要件を満たせば最大5年延長できる。三井物産デジタル・アセットマネジメントは翌10月1日にALTERNAで案件を公開し募集を開始したと公表しており、予想分配金利回りは年3.0%(税引前・第1期と第2期の平均・元本払戻金を含む)としている。
同じ9月30日、みずほ信託銀行は「中央日本土地建物グループのデジタル証券〜バウスフラッツ新大阪・バウスクロス西船橋〜(譲渡制限付)」の有価証券届出書(S100Z4NF)を提出した。発行価額の総額2,340,000,000円、発行数2,340口、発行価格は1口1,000,000円(1口当たり純資産額の試算値1,057,778円を基準)で、申込単位は1口以上1口単位、申込手数料はない。申込期間は11月17日(火)〜26日(木)、払込期日は11月27日(金)、取扱会社はみずほ証券、プラットフォームはibet for Fin、委託者は合同会社エヌアールツー、ファンド・マネージャーは中央日土地アセットマネジメントである。投資対象は賃貸住宅「バウスフラッツ新大阪」(大阪市淀川区西中島・2023年4月建築・78戸・鑑定評価額1,550百万円)と学生レジデンス「バウスクロス西船橋」(船橋市葛飾町・2021年3月建築・192戸・同3,880百万円)の2物件で、鑑定評価額の合計は5,430百万円(価格時点2026年8月1日)。借入れは3,240百万円(みずほ銀行)、匿名組合出資は2,120百万円。信託計算期日は2027年7月末日を初回とする毎年1月・7月末日で、配当は計算期日の翌月末日に行われる。届出書は申込数が発行数に満たない場合は募集を中止する予定と注記している。中央日本土地建物グループの公募不動産STは、当サイトの収録では2026年2月の「バウスクロス東海大学前・仙台川内」に続くもので、1口100万円の設定も同じである。
2件とも当サイトのEDINET差分検知には挙がらなかった。差分検知の母集合(ファンドコード一覧)は週1回しか更新されず、新しく採番されたファンドコードの提出は検知されないためで、今回は三井物産デジタル・アセットマネジメントの10月1日の案件告知を受けて、9月30日提出分をファンド種別「内国信託受益証券等」で直接走査して確認した。両銘柄は募集中として収録し、申込結果・発行完了は一次資料で確認してから更新する。なお三井物産デジタル・アセットマネジメントは9月30日、デジタル証券の累計発行額が2026年8月末時点で1,000億円を突破したと公表した(うちALTERNA経由600億円・ファンド26本)。同社が自ら組成しALTERNAで募集した「名古屋・レジデンス」(払込8月13日)、「品川・オフィス&ホテル」(同8月31日)、「福岡・天神」(同9月29日)の3案件については、9月30日時点でも発行完了を告げる公表はなく、当サイトは募集中のまま据え置いている。
本記事は制度・実務の一般的な解説であり、特定銘柄の推奨・投資助言ではありません。個別の税務判断は税理士等の専門家にご確認ください。