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MARKET
公募ST累計(2025年度末)3,333億円▲1,650ST市場残高(推計)1兆531億円▲81%START時価総額(2026-03)336億円収録銘柄79収録発行額(判明分)3,539億円募集中1START上場7銘柄
▲赤=増加/出所: 業界公表値・当サイト集計
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FOR INVESTORS

投資家向け16

不動産STをはじめて検討する人のための基礎と、保有中に必要になる税金・市場の読み方。専門用語はやさしい定義から入り、図解つきで整理。

基礎

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2026-08-26基礎

不動産STは「投資信託」ではない——分かれ目は根拠法にあり、税法の5要件が商品の形まで決めている

公募の不動産STの主流である「特定受益証券発行信託」は、投資信託とよく似ている。信託を使い、受益権を小口に分け、分配金を配り、税金の扱いもほとんど同じ枠に入っている。それでも法律上は投資信託ではない——分かれ目は投信法第2条第1項の「この法律に基づき設定され」という一句にある。この記事では、器を分ける条文と、税法が課す5つの要件、そしてその違いが解約・NISA・配当控除・元本の払戻し・期中報告として投資家の手元にどう現れるかを、条文と4銘柄の実際の開示書類で確かめる。

2026-08-21基礎

不動産STのリスクを実数で確かめる——上場7銘柄はすべて発行価格割れ、7銘柄×13営業日の78%は1口も約定していない

不動産ST(セキュリティ・トークン)の説明では、たいてい「流動性リスク」「元本毀損リスク」「途中売却できないリスク」という3つの言葉が並ぶ。本稿は、その3つを言葉のままにせず、実際の数字で確かめる。STARTに上場する7銘柄の発行価格・基準価格・NAV、ODXが公表している月次と日次の売買実績、そして7本の有価証券届出書に書かれた文言を突き合わせて、①どれくらい売れないのか ②いくらで売れているのか ③元本が減るのはどういう経路か ④「値下がり」と「元本の払戻し」をどう分けるか——を順に見ていく。

2026-08-20基礎

目論見書のどこを読むか——不動産STの目論見書は届出書そのもので、入口の値段は3つの数字を並べないと見えない

不動産ST(セキュリティ・トークン)を買うとき、証券会社から必ず渡されるのが「目論見書」である。100ページを超えることも珍しくないが、初めての人が最初に開くべき場所は決まっている。本稿は、2026年に届け出られた実在3銘柄の目論見書・有価証券届出書を突き合わせて、①目論見書とは制度上どういう文書か ②不動産STではなぜ「届出書の全部」が入っているのか ③第一部のどの数字を並べると入口のコストが見えるのか ④「いつ売れるか」はどのページに書いてあるのか——を、条文と実物の記載だけで確かめる。

2026-08-18基礎

分配金はいつ・どう入るか——権利確定日は決算日、支払日は2026年に「2か月後」へ動いた

不動産STの分配金は、半年に一度、証券口座に入る。ただし「権利が確定する日」と「お金が入る日」は別の日で、その距離が2026年に大きく変わった。従来は決算日当日に払う銘柄が多かったが、令和7年度税制改正への対応として、支払日を2か月後ろへ動かす変更が銘柄ごとに相次いでいる。権利確定日は誰がどう決めているのか、支払日はどこに書いてあるのか、口座には誰がどうやって入れるのか、そして入ってくる金額の中身は何か——信託法の条文、発行体の法定開示、運用会社の変更通知、ODXの公表値で一つずつ確かめる。

2026-07-17基礎

EDINETとは何か——なぜ提出が義務で、投資家にどう役立つのか

不動産STの記事で必ず登場する「EDINET」。金融庁が運営するこの開示システムは、投資家が無料で使える最強の一次情報源だ。そもそも何なのか、なぜ発行者は提出を義務づけられるのか、そして投資判断にどう使えるのかを整理する。

2026-07-16基礎

STとSTOの違いとは——電子記録移転権利・トークン化有価証券・デジタル証券の用語を一枚で整理する

ST、STO、デジタル証券、電子記録移転権利、トークン化有価証券——似た言葉が乱立するこの分野の用語を、法令上の位置づけと実務での使われ方に分けて整理する。

2026-07-16基礎

不動産STの登場人物——オリジネーターから販売会社まで、誰が何をして何を受け取るのか

1本の不動産STの裏側には、少なくとも7つの役割が動いている。組成から償還までの流れに沿って、各プレイヤーの仕事と報酬の源泉を整理する。座組の実例は当サイトの銘柄ページで確認できる。

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税金

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2026-08-24税金

不動産STの損は何と相殺できるか——損益通算と3年繰越、そして償還損・元本払戻し損の扱い

公募の不動産STで出た損は、上場株式やJ-REITの売却益、そしてST自身の分配金と相殺できる。ただし相殺できるのは「上場株式等」という箱の中だけで、給与や不動産所得とはぶつけられない。売却損だけでなく償還損も、さらに「売っていないのに出る」元本払戻しのみなし譲渡損も対象になる——その根拠を条文で追い、受託者自身が公表した計算例で確かめる。引き切れない分を3年繰り越すための手続きと、住民税がそれにどう連動するかまで整理する。

2026-08-17税金

特定口座で不動産STは買えるのか——入口は3つだけ、分配金はもう1枚の届出、NISAは対象外

答えは「買える。ただし条件がある」。公募の受益証券発行信託型の不動産STは、STARTに上場していなくても税法上は「上場株式等」に当たるため特定口座に入る。一方で、特定口座へ入れる入口は3つしかなく、買った後で口座区分を変えることはできない。分配金を口座に入れるには別の届出が要り、NISAは使えず、GK-TK型のSTはそもそも特定口座の外にいる。条文と、発行体の有価証券届出書・証券会社の公式案内で一つずつ確かめる。

2026-07-16税金

不動産STの税金——分配金・売却・利益超過分配の課税関係を発行から償還まで整理する

公募の不動産ST(受益証券発行信託型)に投資したとき、税金はどこで、どのようにかかるのか。商品段階の非課税から、分配金・売却・利益超過分配・償還まで、時系列で課税関係を整理する。

2026-07-10税金

利益超過分配は「元本の払戻し」へ——令和7年度改正の実務を読む

2026年4月、受益証券発行信託型STの分配税制が変わった。減価償却の重いアセットほど恩恵が大きいこの改正は、商品設計と発行体の顔ぶれをどう変えるのか。実務の急所を整理する。

2026-07-03税金

「元本減少割合」とは何か——取得価額調整と確定申告の要点

2026年4月以降、利益超過分配を行うSTの保有者には新しい税務実務が発生した。分配のたびに公表される「元本減少割合」の意味と、投資家が実際に行う計算を実例で整理する。

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市場の読み方

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2026-08-19市場の読み方

REIT投資家のためのST入門——NAV倍率と利回りは、同じ式で計算できて同じようには読めない

Jリートを持っている人が不動産ST(セキュリティ・トークン)を初めて見るとき、手持ちのものさしは2つある——NAV倍率と予想分配金利回りだ。この2つは不動産STでもそのまま計算できる。ODXが銘柄ごとに「基準価格」と「1口当たり基準価額」を公表しており、NAVの定義式もJリートとほぼ同じ考え方だからだ。ところが計算はできても、出てきた数字は同じようには読めない。分母(価格)の作られ方が違い、分子(分配金)の中身が違い、商品の寿命が違う。ARESの集計基準とJリートの決算短信、ODXの公表値を突き合わせて、REIT投資家がどこで読み替えるべきかを実数で確かめる。

2026-08-13市場の読み方

STARTで売るとき何が起きるか——1日2回の板寄せ、板の薄さ、対NAV乖離の読み方

保有している不動産STをSTARTで売ろうとすると、株式の売却とは違うことがいくつも起きる。値段がつくのは1日2回だけ、自分の銘柄を取り次げる証券会社は1社しかないことがあり、1口の約定で価格が数%動く。ODXの業務規程・マーケットガイドと、2026年8月の日次相場表・月次レポートの実数で、売り手の視点から市場の構造を確かめる。

2026-07-16市場の読み方

STARTの「基準価格」とは——決まり方、NAVとの違い、乖離の読み方

ODX『START』の銘柄情報に並ぶ「基準価格」と「NAV」。似て非なるこの2つの数字がどう決まり、なぜ大きく乖離するのかを整理する。上場全銘柄の実数は当サイトのトップページで確認できる。

2026-06-02市場の読み方

償却系アセットはなぜSTに向くのか——FFOで読む商品設計

物流施設やホテルを裏付けとするSTが増えている。その背景にあるのは「会計利益とキャッシュフローの乖離」という不動産金融の基本構造と、それを分配に活かせるようになった税制の整備だ。

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